腕のむくみ
夕方の足のむくみ、朝の顔のむくみと比較すると、腕のむくみで大変という人はあまり多くはありません。
基本的に、手や腕は日常生活でも頻繁に使用する、動かす部位という影響もあって、自然とリンパの流れを促しているためです。
二の腕がたるんで、振袖状態で恥ずかしいという女性は多いですが、腕がむくんで太くなったという話は珍しいですよね。
腕がむくんでいるのではなく、脂肪で太った、あるいは脂肪とむくみで「セルライト」化してしまったケースなのかもしれません。
腕のむくみに関しては、重大な疾患などのケースも多々ありますので要注意です。
・腕だけでなく、実は全身むくんでいるケース
- 心臓や腎臓の病気が隠れている可能性あり、甲状腺の機能低下もあるかもしれません。
・手首および指関節が中心に腫れたようなイメージ
- 関節リウマチなど、免疫機能の病気かもしれません。
- 初期段階の関節リウマチでは、朝方に手の「むくみ」や「こわばり」があり、物が握りにくくなったりする症状があります。
・リンパの問題、リンパ浮腫など
- 血流悪化などリンパの流れが悪くなる一般的なむくみ症状の場合や、体質的なリンパ管の発育などの問題で、リンパの流れが滞るケースもあります。
- 乳がんの手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療を行ったりして破壊された後の後遺症としても、腕のむくみはあります。
- リンパ液が流れなくなってしまうので、治療した片側の腕だけが、パンパンに腫れたようにむくんでしまったりもします。
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むくみの原因は余分な水分の蓄積
顔のむくみ、脚やふくらはぎのむくみなどの一般的な原因は余分な水分の蓄積で、朝顔がむくんでいる、お酒を飲んだ翌日、生理中にむくむのは余分な水分が溜まりやすいからです。
そんな時に便利なのが利尿剤で、排尿を促進して余分な水分を排出してむくみをスッキリしてくれるのです。
有名な利尿剤はラシックスで、朝のTVキャスター、芸能人、モデルなども愛用していることで人気が出た利尿剤です。
むくみ予防や改善法は?
手指の冷えがひどくなってしまい、血行や血流が悪くなり、老廃物や水分が溜まって腕がむくむというケースもあります。
冬場は、なるべく入浴時にはよく温め「さする・軽く叩く・揉む」などして、腕や手指のマッサージを心がけたいですね。
外出時は手袋などで、なるべく手を冷やさないようにして、血行不良を防ぎ、むくみを予防しましょう。
特に、指先が冷えている人は、手首が固くなったり冷えているケースも多いようです。
手首が冷えていると指先まで血流が行き届かないですし、末端の指先から心臓へ戻ってくる血流も減ってしまいます。
手首までカバーする長めの手袋を着用したり、手首ウォーマー(サポーターのようなモノ)もおすすめです。
腕や手のむくみは手首の使い方でむくみを改善!
腕や手のむくみには、手首の使い方に問題がある場合も少なくありません。
手首は、手の動きの支点となる場所ですが、手先・指にばかり力が入って負担をかけているケースがあります。
手や腕の筋肉が正しく利用されていないために凝り固まってしまい、血液を心臓へ戻す筋肉ポンプの役割をはたしていなかったりします。
手首が固くなり、血管が圧迫されて血巡りが悪くなっているケースなども、むくみの原因になります。
PCのキーボードを使う時に、指先だけでキーを叩いて変に力を込めてたりしないでしょうか?
何かの動作をする際に、手首をなるべく使って柔らかく保つことは、腕のむくみの改善だけでなく、手先の冷えの改善にもつながります。
バンザイ姿勢で腕をあげて(心臓より高くするのがポイントです)、手をグーパーしたりすると、むくみはとれます。
腕の筋肉を意識して力を込めて、手首は柔軟にグルグル回したり、ブラブラ振ったりして、血液を流す、リンパを流す体操もおすすめです。