むくみ カリウム

むくみとカリウムの関係

むくみ改善にカリウムが必須な理由

カリウムが豊富な食べ物

むくみは、体内のミネラルバランスにも大きな影響を受けています。「カリウム」もミネラルの一種で、身体には欠かせない栄養素です。

 

カリウムは、塩分に多く含まれるナトリウムと深い関わりがあり、むくみの発症や解消にも大きく関与しています。

 

カリウムもナトリウムも重要な体内ミネラルで、ナトリウムは細胞外液(血液やリンパ液など)に、カリウムは細胞内液(細胞内の体液)に多く存在してます。

 

ナトリウムを運ぶ役目は、カリウムが担当しています。カリウムによって、ナトリウムは全身を巡り、更に戻ってきて排出されていきます。

 

塩分(ナトリウム)を取りすぎた場合も、カリウムが正常に作用して働くことによって、ナトリウムも体外へ排出されていくのです。

 

カリウムが不足するとナトリウムはスムーズ排出されなくなり、体内に滞留してしまう結果となります。

 

ナトリウムは水分を取り込みやすい作用があり、ナトリウムが増えて細胞組織に滞留すると水分も滞留してしまい、むくみを生じてしまうのです。

 

むくみの原因は体内にたまった余分な水分が排出されないことで、利尿剤のラシックスなどでおしっこを沢山排出してむくみを解消する方法もあります。実際、朝のニュースのキャスターやテレビに出る方々はラシックスでむくみをおさえていることで有名ですね。

 

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むくみの改善には、ナトリウムとカリウムのバランスが大きく関係していると言えますね。

 

  • ナトリウム、塩分の過剰摂取は高血圧やむくみを招きます。
  • カリウムは、血圧を下げたりむくみを解消したりする役割を持っています。

 

食事などで塩分が多い場合は、腎臓や副腎を通してカリウムが働き、汗や尿からナトリウムを排出しようします。

 

ナトリウム排出の際には、カリウムも共に排出されるという仕組みになっていて、ナトリウムとカリウムはセットのようなものなのです。

 

つまり、塩分(ナトリウム)の過剰摂取はカリウムの浪費にもつながってしまい、体内のカリウム不足を招いたりもします。

 

体内のカリウム不足は体内ナトリウムの調整ができなくなり、身体は体内の水分によってナトリウム濃度を下げようとします。

 

排出できなければ、とりあえず薄めてしまおうという、身体の働きの結果が「むくみ」なのですね。

 

カリウムも、食品から摂取することが可能です。

 

カリウムの多い食品

 

  • 緑黄色野菜「アスパラガス」「ブロッコリー」「ほうれんそう」
  • イモ・豆類「さつまいも」「じゃがいも」「納豆」「豆みそ」
  • フルーツ類「バナナ」「干し柿」「りんご」「もも」「八朔」「いよかん」
  • 「アボカド」「ヨーグルト」「ひじき」「昆布」「ニンニク」「小麦胚芽(精製していない小麦)」なども

 

カリウムは熱に弱いので、調理すると30%ものカリウムが失われることもありますので、加熱しないで食べられる食品が良いでしょう。

 

バナナやリンゴ、アボカド、毎日のヨーグルトなどでの摂取もおすすめですね。新陳代謝アップのために、ビタミンEも組み合わせてとると更に効果的ですね。

 

カリウムには利尿作用があり、カリウムを摂取すると、体内に余分にある塩分を水分とともに尿として体外へ排出してくれます。

 

トイレが近くなるというのは、この利尿作用によるもので、余分な塩分と水分の排出がむくみを解消することにつながるのですね。

 

塩分控えめの食事や、カリウム摂取を常に心がけていれば、体内ミネラルのバランスも保たれて、むくみ予防にもなります。


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