むくみ 原因

朝起きた時に、顔がむくんでることがあります。夕方になると、脚がむくんでいることもありますよね。

 

 

むくみの原因は、腎臓系の病気で水分の排出がうまくできなくなり、体内に水分が溜まってしまうケースがあります。

 

常にむくんでいるとか、むくみが何日も引かないというような場合は、病気を疑ってみてください。

 

ただし、昼頃には引く朝のむくみとか、夕方の脚のむくみとかは、病気とは違うまた別の原因があるのです。

 

朝のむくみは、アルコールを飲んだ翌朝など、体内に水分をためこみやすい状況の時に多いパターンです。

 

あるいは、横になって寝ていたので、起きている昼間よりも上半身にも水分が移動しやすいというパターンもありますね。

 

若い頃は気にならなかったのに、年齢を重ねるとともに朝はむくみやすくなったという声もあります。

 

顔や脚もむくみは利尿剤のラシックスなどで排尿を促進して改善できます。

 

 

「靴を買うのは夕方にした方が良い」と言われるように、夕方には少し足がむくんで、サイズが変化するのが普通ということです。

 

足首や足の甲の骨がある部分を指で数秒間押して、凹みがしばらく戻らないようなら、むくんでいるということになります。

 

靴下のゴム部分がクッキリ残ってしまったり、靴が窮屈になったりもしますね。

 

立ち仕事などで、長時間立っている状態が続くと、重力の作用で血液などが足元に集まります。

 

本来なら脚から心臓へ血液が戻されるのですが、重力に逆らって血液を戻すのは身体に大きな負担になります。

 

子供たちや若い人は、何の問題も無く機能する仕組みなのですが、年齢とともに重力に逆らうのは難しくなってくるのですね。

 

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ふくらはぎのむくみ

 

 

 

冷え性で血流が滞るのと同じ仕組みですね。
脚や全身に回った血液は、血液内の栄養分や酸素などの成分を全身に運びます。

 

むくみの原因である水分(血しょう成分)は血液の液体部分で、全身に運ばれた後に血液内に戻って心臓へ返るのですが、その水分がもどらないで溜まってしまうと、むくみ症状になります。

 

足のむくみは、足先に運ばれた血液や成分が心臓へ戻りにくくなっていて、水分が戻れずたまっている状態なのです。

 

水分とともに疲労物質も溜まっているという説もあるように、むくみは身体を疲れさせ、疲労回復がしにくくなります。

 

起きて数時間すれば引く顔のむくみや、朝にはスッキリしている脚の夕方むくみなどは、さほど心配する事はありませんが、全身が着ぐるみを着ているようにむくんでいるとか、身体が妙に重くてだるい状態が続くと、疲れやすいし辛い状態になります。

 

 

悪循環が延々と続く状態に陥ることもあります。
筋力の低下や、冷え性だけでなく、塩分のとりすぎも、むくみやすい体質の原因と言われています。

 

 

むくみは特に女性に多いと言われており、健康な30-40代女性に強いむくみが見られるケースが増えていて、女性ホルモンの影響もあるとされています。

 

腎不全、ネフローゼ症候群、急性腎炎、心不全、肝硬変、薬の副作用などもありますので、酷いむくみが続くなら病院を受診してみてください。

 

朝起きた時の顔のむくみは、見栄えも良くないですし、別人のような印象だったりして、とても困りますよね。

 

しかも放置しておくと、いつのまにか「むくみ」が「たるみ」になってしまうこともあるのです。

 

病気や薬の服用などで顔が丸くむくんでしまうこと(ムーンフェイス)はあるのですが、朝だけのことで昼頃には治っているような場合は、軽いむくみ症状です。

 

 

 

それでは顔がむくむ理由は何かについてお話しします。

 

 

昼間のおきている時は、顔は身体の上に位置しているので重力の作用で血液や水分も下がり気味ですが、寝ている間は顔が身体と水平になっているので、水分が全身に平均にある状態で、昼間よりも水分量が多いというわけです。

 

特にうつ伏せで寝ると、顔が下なので余計に顔がむくんで大変なことになっていたりします。

 

 

金曜日の飲み会と〆の豚骨ラーメンは翌朝の顔のむくみがひどくなる典型例ですね。

 

 

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顔のむくみは太って見える

 

 

他人からみると些細な変化で気づかれないことも多いのですが、中には別人のように印象が異なる人もいますね。

 

特にまぶたがむくんでいると、目が腫れぼったいですし、二重のはずが一重になっていたりして、一気に顔が違って見えます。

 

決して、起き抜けはメイクをしていないから、スッピンだから別人みたいだ、というだけは無いのかもしれません。

 

顔の中でも、皮膚の薄い目元はむくみやすいですし、まぶたは特にむくみやすいパーツです。

 

メイクでも目元は大切なポイントですし、人の印象を大きく左右するので、あまりむくんだり、たるんだりはさせたくないパーツですよね。

 

メイクのりも全く違ってきますし、アイメイクもしずらくなり、残念な仕上がりとなってしまいます。
「太った?」なんて言われると、非常にショックですね。

 

顔のむくみを改善するには？

 

 

首のストレッチから顔、目元とマッサージするのも効果があります(小顔マッサージとか、リンパを流すマッサージのようなモノ)

 

温冷効果で、顔を温めたり、冷やしたりして、血流やリンパの流れを促進する方法もあります。

 

温めたタオルと、冷水で冷たくしたタオルを交互に使ったり、朝のシャワーで一気に改善させたりする人もいます。

 

まぶたに、冷たいタオルをのせてキュッと引き冷めるとか、氷水で洗顔するというツワモノもいたりますね。

 

起き上がって活動していれば、時間とともに下がってくるので、早起きして活動する「朝カツ」も効果的です。

 

コロコロと顔に当てて転がす美顔器も、リンパの流れを促進するので、起きたらしばらくコロコロさせるのも良いでしょう。

 

応急処置にもなりますし、むくみ予防として朝の習慣にするのも良いかもしれませんね。

 

昼頃になっても顔のむくみがひかないとか、いつもとは違うという場合は、心臓・腎臓の病気や甲状腺の病気の場合もありますので、病院を受診してくださいね。

 

手のむくみの原因

 

人の身体でむくみが出やすいところは、�@心臓から遠い部分、�@立ったときに心臓より下にある部分、�B皮膚が薄い部分です。

 

いちばんむくみが出やすい足は�@と�Aの条件がそろっていますが、実は手もこの条件に当てはまり、むくみが出やすい場所です。

 

顔は身体ではいちばん上にあるので昼間はあまりむくみませんが、寝ているときは水平になるので、皮膚のうすい顔がむくみやすくなります。

 

顔は少しむくんだだけでも目立つということもあります。

 

むくみは皮下組織に細胞間液という水分がたまった状態です。

 

人の身体の6割は水ですが、その2/3は細胞の中にあり、残りの1/3は細胞の周りにある細胞間液と血液です。

 

血管と細胞はこの細胞間液を介して栄養分や老廃物のやりとりをしています。

 

細胞間液はつねに一定の量を保って栄養や老廃物の受け渡しをしていますが、その量が過剰になる原因は、毛細血管や細胞から浸み出した細胞間液の回収がとどこおることです。

 

細胞間液の回収をしているのは静脈系の毛細血管と毛細リンパ管です。

 

動脈には心臓というポンプが備わっていますが、静脈とリンパ管にはポンプがないので流れがとどこおることがあります。

 

静脈とリンパ管のポンプの役目をしているのが筋肉の動きです。

 

朝起きたときに手がこわばって握りにくくなることがあるのは、指の筋肉を使わない夜に細胞間液の回収が滞って手がむくんでしまったからです。

 

このようなむくみは、塩分を摂りすぎて血液の水分量が増えたときに生じやすなります。

 

人の身体の水分の塩分濃度は0.9%で一定していなければならないので、塩分を摂りすぎるとのどが渇いて水分の補給をしなければならず、その結果体内の水分も過剰になります。

 

過剰な水分と塩分は尿で排せつされますが、眠っている間は排尿も小休止するのでむくみが生じやすくなります。

 

むくみの多くは一過性のもので、運動して筋肉を動かし血行を良くすると改善します。

 

しかし、むくみやすく解消しない慢性的なむくみがあるときは、病気が原因の場合があります。

 

とくに手だけがむくむという病気はありませんが、むくみの症状が出やすい病気の代表は腎臓病です。

 

尿を作る臓器が故障すると身体に余分水分がたまってむくみやすくなるのは当然ですね。

 

甲状腺の病気もむくみの原因です。甲状腺ホルモンの分泌の低下によって身体の代謝機能が低下することでむくみが生じます。

 

これは女性に多い病気です。

 

その他に糖尿病、心臓病、肝臓病もむくみの原因になります。

 

一過性の生理的なむくみの原因には、塩分の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎ、運動不足、長時間同じ姿勢でいるデスクワーク、立ち仕事、などがあります。

 

妊娠後期でお腹の大きさが目立つようになると、足だけでなく手にもむくみが出やすくなります。

 

これは運動不足や寝ているときの姿勢の不自由さなどで、手の血行不良が起きやすくなるからです。

 

特に、立ち仕事や事務仕事などで一日中座っていたりすると、夕方には脚がパンパンで辛い、むくんで靴が履けないくらいという人も少なくありません。

 

長時間にわたって動かないで同じ姿勢でいる場合などに、飛行機のエコノミークラス症候群がありますが、脚のむくみも同じような原理です。

 

長時間立ったままや、机に向かって座ったままの姿勢というのは、基本的に脚が下です。

 

全身に運ばれた血液はまた心臓へ戻るのですが、重力によって脚から上半身の心臓へ戻りにくくなっている状態が、長く続くということなのです。

 

 

脚や顔のむくみは利尿剤で余分な水分を尿として排出して改善できます。

 

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脚のむくみの改善法についてお話しします。

 

例えば歩いていたりする場合は、脚が動かされて筋肉がポンプの働きをするので、心臓へも血液は戻りやすくなります。

 

特に、ふくらはぎの筋肉が収縮して、この筋肉ポンプとして働きますので、歩くのが一番てっとり早い方法です。

 

脚の筋肉が動かないとポンプ機能の働きが鈍くなり、脚先から心臓へ血液が戻りにくく、血行も悪くなって冷えにもつながります。

 

血液がリンパ液などが、脚元に滞ったままで戻らないのが、むくみや冷えという症状になるのですね。

 

飛行機に長時間乗るときに、できるだけトイレに立ったり、脚を動かしたりするのが良いと言われるのも、この脚の筋肉ポンプを動かすためです。

 

立ち仕事でも出来るだけ立ったままではなく、歩いたり、つま先立ちをしたり戻したりという動きをするのが良いでしょう。

 

デスクワークで座っていても、こっそり脚首を動かしたり、トイレへ行って屈伸したりとかも良いですね。

 

血行不良による脚の冷え性対策と言われている日常生活のコツと、ほとんど同じですね。

 

冷え性から、むくみが生じるケースも多いですし、むくみから冷え性が悪化していくパターンもあります。

 

「冷え」と「むくみ」も、更に「肥満」も含めての悪循環『負の連鎖サイクル』となってしまいますので、できるだけ脚のむくみは改善したいものですね。

 

 

入浴時や入浴後の身体が温まっているときに、腓腹筋（ひふくきん）とヒラメ筋というふくらはぎの筋肉をほぐすことにより、血行不良を改善し、血流アップを促進すると特に効果的です。

 

 

 

 

塩分の取り過ぎと脚のむくみ

 

 

塩分には、水分を抱え込む性質があるので、塩分の過剰摂取は余分な水分をうまく排出できない体質になるのです。

 

塩分過多は血圧にも影響しますし、腎臓にも負担になりますので、あまりに塩分の多い食生活は見直した方が良いでしょう。

 

腎臓や心臓の病気、肝臓病、甲状腺機能低下症などでも、脚のむくみは生じます。

 

30-40代女性に見られることの多い、脚の静脈瘤という血管がウネウネと曲がりくねって瘤(こぶ)のように浮き出ている状態も、むくみの原因?　というか症状のひとつです。

 

脚先から心臓へ血液を送り戻すことが出来ず、滞った状態で血管が瘤(こぶ)状態になる状態で、血管が凸凹していたりもします。

 

むくみが続いたり、入浴や運動などで改善しないような場合は、検査や治療をおすすめします。